お茶はお好きでしょうか?
わたしは緑茶は毎日飲んでいます。
緑茶のない生活は辛いです(=_=)
緑茶ほどではありませんが、紅茶も好きです。
お茶自体は、とてもたくさんの種類があります。
以前、台湾のお茶を飲んで、その香りの素晴らしさに感動したことがあります。
気持ちを落ち着けたり、明るい気分にしてくれたり・・・お茶って本当になくてはならい飲み物なんですよね(*´з`)
そんな大好きなお茶が満載なミステリー小説です。
ダージリンは死を招く お茶と探偵1
ダージリンは死を招く お茶と探偵 (1) (ランダムハウス講談社文庫)
- 作者: ローラ・チャイルズ,東野さやか
- 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
- 発売日: 2005/09/13
- メディア: 文庫
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実は観光地としても人気な港町なのだそうです。
この小説の舞台はチャールストンの歴史地区。
作中に出てくる人たちは、自分たちの住む土地をとっても愛しているのでチャールストンはどんなところか知ってから読んでも楽しめると思います。
主人公のセオドシアは歴史地区でティーショップを経営しています。
ティーブレンダーのドレイトン、パティシエのヘイリーとともに観光客や地元の常連客を相手にお店を切り盛りしています。
セラピー犬としても活躍中の愛犬・アールグレイ。
自然をこよなく愛する、叔母のリビー。
どのキャラクターもいきいきとしていて、特にセオドシアはチャーミングという言葉が良く似合います。可愛らしいです。
そんなセオドシアたちが参加していたイベントの最中に殺人事件が起こります。
しかもセオドシアのティーショップでブレンドした紅茶で毒殺されてしまうのです。
ヘイリーの友人が容疑者となり、彼女の容疑を晴らすためにセオドシアは奮起します。
セオドシアは探偵役と言っても、本業でもなければ警察のような捜査権もあるわけではないせいか、あまりに感情任せの推理をしまくります。
ちょっと凶悪な一面を見てしまった・・・というだけで容疑者にランクインして、態度を一変させてしまったり。
なので、わりと簡単に行き詰まります。
同僚の仲間たちと色々と協力し合うのかな?と思っていたのですが、そんなチームワークはあまり見られず・・・どちらかというと仲間割れしがち。
中盤くらいに、犯人を示すヒントはあったんですけどね・・・。
本当にセオドシアが自分の感情のまま突き動いていた感じです。
結局行き当たりばったりで犯人を突き止めるという、わたし的には物足りなさが残りましたね。
推理感があまり感じなかったのがちょっと残念(-"-)
事件よりも、セオドシアの日常やティーショップでの仕事やお茶のいろいろを読んでいる方が面白かったです。
愛犬のアールグレイも可愛いし、全体的にコミカルさがあるのでストレスなく読めるところが良いですね。
日本のお茶も出てくるので、なんとなく親近感も湧いたりします。
そして何と言ってもヘイリーの作るお菓子類!
もう本気で食べたいです。
近くにあったら絶対に通ってしまうと思うし、ドレイトンがブレンドした茶葉も買いたい!実店舗じゃないのが本気で残念です。
巻末には、レシピもついています。
作ってみたら、この小説の世界観にひたることもできそうです( *´艸`)
こちらもシリーズなので、今後どんな事件に巻き込まれるか気になります。
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