★レビュー★京都ご当地サンドイッチめぐり

「京都」と聞いて思いつくのって何でしょう?

 

わたしは寺社仏閣。

お参りしたいところがたくさんあります。

あまりの人気観光地のため、ちょっと足が向かない地でもあります。

行ってみたいけれど…

人が多い所が若干苦手(´;ω;`)

美味しい食べ物も行きたいところもたくさんあるので、いつか行きたいリストにはのせておきたい。

 

実は京都、パン屋さんも充実しているそうなんです。

わたしの住んでいる茨城県つくば市はパン屋さんの激戦区。

つくばに遊びに行くときはパン屋さんをチェックして、お土産に買ってきています。

 

そんな京都へ漫画家の山本ありさんが、友人のアコさんと2泊3日、サンドイッチ旅行へ出かけます。

 

京都ご当地サンドイッチめぐり

京都ご当地サンドイッチめぐり

京都ご当地サンドイッチめぐり

 

 

京都のサンドイッチ屋さん巡りです。

2泊3日(帰りの新幹線も含め)、全食サンドイッチです。

ゆる~い雰囲気のイラストながら、出てくるサンドイッチがどれも美味しそうに描かれています。

実物が気になって、掲載されたお店をすべてネットで調べてしまいました。

イラストと同じ風景、同じサンドイッチが出てきて「うわ~( *´艸`)」と無駄にテンションがあがります。

 

イートインスペースを利用したり、テイクアウトしたものをホテルで食べたり、喫茶店和食屋さんで堪能したり、帰りは駅ナカで販売しているサンドイッチを新幹線で楽しむ。

内容がとっても充実しています。

読み終わる頃には、サンドイッチだけなのに京都に行きたくなってしまっている自分がいる( ゚Д゚)

ありさんやアコさんが感動する味を自分も味わいたい!!

京都へ行かなくても、読んでいてとても楽しいです。

 

こういう旅のスタイルも楽しくて参考になりました。

日帰りや1泊くらいの気軽な感じで、ひたすら好きなモノだけ追いかける。

 

とりあえず、ありさんたちの真似をしてサンドイッチ巡りもいいかもしれませんね。

京都旅行を予定されているパン好きさん、必見です。

 

 

 

親子でも初心者さんでも楽しくおやつ作り★なかしましほさんの「おやつですよ」

最近は調理をするのにわざわざ本を買わなくても、レシピサイトやブログなどのSNSでも十分にリサーチすることができます。

わたしもネットで検索したレシピで、パンやお菓子などを作ることも多いです。

 

それでも本を利用するのは、作りたいレシピが集まっていて便利だからでしょうか。

中には装丁などがとても好みでお気に入りなものもあります。

 

今回ご紹介するなかしましほさんのレシピ本は、「好きなレシピ」が満載です。

とにかく作りやすく、手軽で美味しい。

いろいろなレシピ本を見てきましたが、自分の中でとても相性の良いレシピを出してくれるのがなかしましほさんなんです。

 

おやつですよ

くり返し作るわたしの定番レシピ集

 

おやつですよ―くり返し作るわたしの定番レシピ集
 

 

ケーキ、クッキー、お焼き、ババロアからキャラメル、ほうじ茶ラテ・・・などなど。

おやつが一通り作ることができます。

どれも材料も少なめで、作業時間は15分程度。

初心者さんでもお菓子作りが楽しめる内容になっています。

 

材料は身体に優しいものが中心です。

素朴だからこそ、「おやつ」に最適で毎日食べたいんですね。

 

早速、作ってみました(*^-^*)

焼きチーズケーキ

 

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ヨーグルトが入っていて、レモンの酸味が爽やかなさっぱり味のチーズケーキです。

ボウルに材料をどんどん入れてただ混ぜるだけ。

本当に簡単にできます。

ちなみに使用したケーキ型は、100円均一で購入しました。

今まで小さいサイズのケーキ型を使ったことがなかったのですが、このサイズは食べきるのにちょうど良いんですね。

 

豆腐ババロア


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お豆腐のババロアって、味が大体想像できませんか?

 

ところがこちらは、豆腐と豆乳で作っているにもかかわらず豆腐の風味が柔らかくとても食べやすいです。

今まで食べたお豆腐デザートの中で一番好きな味。

我が家ではメープルシロップでいただきましたが、個人的には黒蜜がおすすめですね。

 

練乳で食べても美味しいのではないかなぁと思いました。

 

マフィン


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レーズンとクルミ、ココアとココナッツの2種類のマフィン

バターは不使用でオイルで作ります。

レシピでは菜種油でしたが、スーパーになかったので米油を使いました。

 

バターで作るマフィンよりも軽めで蒸しパンに近い感じ。

ココナッツやクルミが入ることで、口に入れた時の風味が良く美味しいです。

マフィンカップに目一杯、生地を入れてしまいました・・・(>_<)

個人的な感想としては、小さめで作った方が食べやすいです。

 

鹿トリュフ


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見た目がアレなのはお許しください(;^ω^)

 

固める時間を取りすぎて、うまく丸めることができませんでした・・・。

いびつではありますが、味は美味!です。

バレンタイン用にも活躍してくれること間違いなし!!

基本的に材料3つで簡単!

 

今回はラム酒を入れて風味アップ(*^-^*)

小さいお子さんが食べる場合は、入れない方が食べやすいです。

大人向けならそのままでも良いと思います。

高校生の姪が食べるのでラム酒は沸騰させてアルコールを飛ばしました。

 

玉ねぎクッキー


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本書の中にはしょっぱい系のおやつもあります。

このクッキーもそうです。

玉ねぎ入りのクッキー。

 

サックサクの食感も気持ちいいし、玉ねぎの味がしっかりします。

おやつというかおつまみにもなってしまう!

旬でしたので、新玉ねぎを使いました。

人参+オリーブオイルでもいけそうな気もします。

 

バタークッキー


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なかしましほさんのレシピではめずらしい、バターを使ったクッキー。

一般的なクッキーのレシピと比べると、バターは少なめです。

とはいえバターの風味はしっかりとあって、サクサクで美味しい。

 

バターをクリーム状にする必要がなく(これが意外に手間なんです)

スコーンやビスケットと同じ作り方なので、非常に作りやすい。

 

おとうふ白玉


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白玉とお豆腐だけで作っています。

水を使わずにお豆腐で作ると、時間がたっても柔らかいんです。

 

ちょっと茹ですぎでとろっとした食感になってしまいました・・・(;'∀')

でもみたらし団子はホッとする優しいお味でした。

 

ご紹介しましたおやつはほんの1部です。

この他にもドリンクメニューなどもあります。

 

巻末には「おやつですよ」失敗百科が掲載されています。

こんな失敗したら・・・原因が分かりやすく書いてあります。

初心者さんにありがちの「用語が分からない」にも対応しているので、もし失敗しても落ち込まずにこちらに目を通してください。

くり返して作っていくうちに上達できます。

 

おやつ作りが楽しめる1冊です。

 

 

★レビュー★登場人物に惚れる「めぐり逢いサンドイッチ」

パンが大好きです。

今は空前の食パンブームですね。

食パン専門店も多く登場しています。

高級食パンはそのまま食べても美味しいです。

でもわたしはサンドイッチも大好き( *´艸`)

食パンがある時はサンドイッチを作ります。

具材は無限大にあって、組み合わせを考えるだけでも楽しい。

ご飯に合う具は大体、食パンにも合うんですよ。

 

今回はサンドイッチをテーマにした本を見つけました。

 

 めぐり逢いサンドイッチ

めぐり逢いサンドイッチ

めぐり逢いサンドイッチ

  • 作者:谷 瑞恵
  • 発売日: 2019/05/17
  • メディア: 単行本
 

 

大阪西区。

公園の前にあるサンドイッチ専門店「ピクニックバスケット」は、笹子と蕗子の姉妹が営んでいます。

 

いろいろな人の視点で描かれていますが、妹の蕗子の視点がメインとなっています。

元気に姉の店を手伝う蕗子、ふんわりとした姉の笹子、個性的すぎるファッションの常連客の小野寺、ピクニックバスケットのサンドイッチ用のパンを卸している「かわばたパン」の店主の川端。

お店の飼い猫「コゲ」

ピクニックバスケットを中心にこの4人と1匹、お客様たちとの人間模様がとても穏やかに描かれています。

5つの短編からなる連作で、それぞれにサンドイッチが関わってきます。

 

真面目で素直な蕗子と大らかで優しい笹子は仲の良い姉妹ですが、お互いに心の中でほんのちょっとだけわだかまりを抱えています。

そのわだかまりが最終的にキレイに溶け出し、また今日も頑張ろうと晴れやかに笑いあえるストーリーです。

 

出てくるサンドイッチも美味しそうに感じるのは、「なつかしい味」をサンドイッチにしているから。

味が想像できるから、余計に美味しいのが分かっちゃうんです。

わたしはもう、これを読み終わってからコロッケサンドが食べたくて!!

好みなのはしっとり柔らかい食パンに挟まれたコロッケサンド。

 

この本の魅力は何といっても登場人物だと思います。

蕗子はイケメンで時にクールな川端さんの評価が高かったですが、わたしは小野寺さんに夢中になってしまいました。

ファッションセンスには難がありますが、中身が素晴らしすぎて、実在していたら絶対に惚れてしまうレベルです(*^-^*)

発想が自由で、偏見もなくスーッと人の懐に入っていけてしまう。

おちゃらけているように見えて、細かい所までしっかりと見ていて鋭い。

わたしは蕗子が川端王子を笹子の相手にと願うたびに、「絶対ダメ!」と思ってしまうくらい小野寺さん押しでした。

 

逆に川端王子は、女性には優しく真面目で仕事熱心。

一見、素晴らしく見えますが・・・完璧主義者で人に仕事を任せることができず、少々視野が狭いです。

車に例えるとハンドルやブレーキの遊びがない状態。

最後の頃は少し前進していましたが・・・付き合うの大変そうだなって感じです。

 

・・・とまあ、読んでいくうちにどんどん感情移入してしまいました。

それくらい人を惹き付けてくれます。

近所にあったら、毎日通いたい。

 

タイトル通り、素敵な「めぐり逢い」のできる本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

★レビュー★純喫茶「一服堂」の四季

カフェを舞台にしたミステリーは案外日常の謎ときの要素が多くて、殺人事件を扱っているものは中々出会いません。

カフェという和みの空間で殺人事件が起こるのも 、ちょっと物騒な気もしますね。 

設定上、シリーズ化は難しそうですよね?

探偵役の店主やスタッフが殺人事件に何度も出くわすのも(-_-;)不吉です。

カフェ好きの刑事さんが主人公のものならアリでしょうか。

 

今回ご紹介するのは、カフェではなく「純喫茶」です。

 

純喫茶「一服堂」の四季 

純喫茶「一服堂」の四季 (講談社文庫)

純喫茶「一服堂」の四季 (講談社文庫)

 

 鎌倉の知る人ぞ知る純喫茶「一服堂」

まず店自体を見つけるのが困難な上、看板が板きれ1枚。

そして店主は極度の人見知りの安楽椅子探偵

 

タイトル通り、春夏秋冬の四季に起こった猟奇殺人事件を一服堂の店主が華麗に解決していく推理小説です。

この作品は、連作になっていて四人の登場人物の視点で描かれていて

事件が起きる(問題)

主人公が一服堂で推理する(回答)

一服堂の店主の謎解き(答え合わせ)

という王道のパターンで構成されています。

 

一般的な推理小説は大体この形ですが、余計な肉付けをしていない分ストーリーがとてもスッキリとしていますし、自身で謎解きできるラインまで読み進めて謎解きする前に考えることもできます。

 

猟奇殺人事件ながら、登場人物が明るすぎて凄惨さを感じないのも楽しいポイントではないかと思います。

テンポよく進んでいくので、途中でダレることもありません。

講談社から出版されていますが、作中の登場人物の勤め先が「放談社」だったり、作者の東川篤哉さんの名前をもじった人物が出てきたり・・・なかなか設定が楽しいです。

 

普段は極度の人見知り・・・というか接客業なのに対人恐怖症気味の一服堂の店主が謎解きになった途端、どSなくらい強気で毒舌のギャップが良いです( *´艸`)

特にどんでん返しなどはなく、純粋に推理を楽しめますが・・・・最後の「冬」では時系列の設定に「あれ?」となります。

そして最後にその違和感は氷解するのですが、なかなか壮大な時間設定だったな・・・と思いました。

ただ、冒頭でお話ししたように探偵役の店主がそうそう殺人事件に出くわさない点を考えるといい設定ですね。

 

猟奇殺人事件というテーマながら

コミカルでついつい読み進めてしまう1冊です。

 

 

★レビュー★爽快感さえあるどんでん返しを味わえるmedium 霊媒探偵城塚翡翠

どんでん返しのある小説は大好きです。

今まで積み重ねたものが、ことも簡単に覆される衝撃に快感すら覚えます。

 

積み重ねが巧妙なほど、読了後の爽快感は増しますし、作家さんの力量が問われるところではないでしょうか。

 

今回は、ああー・・・やっぱりね(*´з`)・・・からのどんでん返しがすごかったです。

事実を知った後に読み返して楽しめます。

 

medium 霊媒探偵城塚翡翠

medium 霊媒探偵城塚翡翠

medium 霊媒探偵城塚翡翠

  • 作者:相沢 沙呼
  • 発売日: 2019/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

表紙は大好きな遠田志帆さん。

このイラストが実は本編の重要なシーンでもあります。

 

霊媒探偵・・・怪異系のミステリも楽しいものなので読む前はワクワク感がありました。

物語はミステリ作家の主人公香月史郎と霊媒師である城塚翡翠が、さまざまな事件を解決に導きながら未解決の連続殺人に巻き込まれていきます。

 

霊媒師と言っても、除霊ができるわけではありません。

降霊をして、被害者の霊を自分の体におろすくらいです。

被害者の霊も被害にあう直前のため、犯人を告げてくれるわけでなく、かなりパニック状態です。

伝わってくるのは断片的な言葉と恐怖のみ。

少ないパズルのピースから犯人を捜しださなくてはなりません。

霊感で分かっていても、実際に犯行の立証をするのは案外難しいものです。

順序立てて推理していく部分を飛ばしているわけで、理屈を後付けしている状態です。

 

翡翠は容姿端麗で、霊媒体質からあまり世間と関わらずに成長しました。

そのため新しくできた友人やイベントの参加などが新鮮で、リアクションが可愛らしい。

同性でもつい守りたくなるような儚さも持ち合わせています( *´艸`)

 

主人公の香月と少しずつ距離を縮めていく過程も、なんだか微笑ましく感じます。

なんだか恋愛小説を読んでいるような・・・ちょっとしたほんわか気分に読者を持って行った後のどんでん返しです。

 

どんでん返しが来て、いろいろなものが覆されるわけですが・・・

内容的にはフェアに書かれていまして。

所々に違和感を感じるようになっています。

なので「そうくるのかー!」と楽しくなるわけです(*^-^*)

気持ちも一気に盛り上がりましたね!

 

最後に描かれている翡翠が、本来の素の翡翠なのだろうなと思います。

それを踏まえて連続殺人犯と対峙した時の彼女の言動にせつなくなりました。

 

この作品は「このミステリーがすごい!」2020年版国内篇、1位を獲得しています。

 

本当にお見事!

 

まさに「このミステリーがすごい」と思わされた1冊です。

 

★レビュー★ゆっくり珈琲を飲みながら読んで欲しい「珈琲屋の人々」

 最近、珈琲にまつわる本を読むのが自分の中で流行っています。

探してみると多いですね。

カフェを舞台にした本自体が多いので、探すとたくさん出てきます。

こんなにたくさんあると、埋没してしまう作品もあるだろうなぁ・・・と思います。

なるべくたくさんの本を読んでご紹介していきたいです(*^-^*)

 

今回は、NHKでドラマ化もされている1冊。

高橋克典さんが主演されています。

珈琲屋の人々 

珈琲屋の人々 (双葉文庫)

珈琲屋の人々 (双葉文庫)

  • 作者:池永 陽
  • 発売日: 2012/10/11
  • メディア: 文庫
 

 

 総武線沿線にある小さな商店街が舞台です。

その商店街の人たちが、「珈琲屋」に集う人間模様を描いています。

 

この作品に登場する人たちの悩みや想いは、本当に様々です。

でも重い悩みを抱えています。

そんな人たちが足を運ぶ珈琲屋のマスターの行介は前科があります。

 

卑劣な地上げ屋を相手にカッなって、殺めてしまいました。

商店街の人たちはそれを承知して、珈琲屋に来るのです。

 

「人を殺した手だ」

そういう目で行介の手を眺め、そしてその手で淹れた珈琲を味わうのです。

 

行介は、仮出所も断りしっかりと刑に服して出所していますが、人を殺した罪は一生かけて償うものと心に決めています。

例え極悪人であったとしても、自分が殺してしまった罪は重い。

 

ここまで読むと、暗い話なのかな・・・と思いますよね。

確かに明るい感じではありません。

でも、暗いというよりは穏やかです。

少なくとも珈琲屋は穏やかな空気で満ちています。

行介が丁寧に淹れる珈琲が美味しそうで、わたしも一口飲んで「美味しい」と言ってみたい・・・(*´з`)

 

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読んでいて、どうしても飲みたくなって珈琲を淹れてしまいました( *´艸`)

珈琲の香りって癒されますね。

 

行介は実直で、なんとなくこの人に話したいと思わせるところがあります。

元恋人の冬子との恋も再燃しそうですが、行介はなかなか踏み出せません。

幼馴染の島木はなんとか2人の仲を取り持とうとアレコレ世話を焼こうとしますが、返って裏目に出てしまったり・・・。

でも「冬子が好きだ」とストレートな言葉を普通に口に出せる潔さもあって、わたしは好感度が高いのです。

 

行介の想い人である冬子。

多分、女子に嫌われるというか・・・嫉妬の対象になりやすいタイプですね。

でもわたしは冬子が大好きです。

彼女の人間性にたまらなく惹かれてしまいます。

 

登場人物の心情が緩やかに、くっきりと描かれています。

内容は非日常的でありながら「ああ、こういう人いるよね」と、身近に感じるものがあって惹き込まれていきます。

読んでいて心地よい作品でした。

 

 

 

 

 

★レビュー★キュンとしたい人におススメ「煙と蜜」

 漫画、大好きです。

 

あまりにも増えすぎてしまったので、いったん処分。

紙媒体で購入するものを少なくして今はほとんど電子書籍で読んでいます。

 

たまたま買った漫画におまけで試し読みがついていたもの。

その試し読みの数ページで、続きが読みたい!!となり購入に至りました。

 

煙と蜜 第一集

煙と蜜 第一集 (ハルタコミックス)

煙と蜜 第一集 (ハルタコミックス)

 

舞台は大正五年の名古屋です。 

まだまだ和装の人が多い時代です。

 

この時代と現代では、貞操観念も倫理観も大分違いますね。

まだまだ女性の立場も弱いです。

 

主人公は12歳の姫子。

大邸宅に住んでいるので良家の令嬢であることが分かります。

祖父と母、女中さん(4人)と暮らしています。

 

姫子はもう人形みたいに愛くるしい見た目ですね。

大きなリボンに華やかな振袖。

性格も素直で、みんなの役に立ちたいとお手伝いも積極的です。

 

そんな姫子には許嫁がいます。

文治 30歳。

 

・・・・30歳。

 

( ゚Д゚)!!!

 

漫画の表紙を見てもお分かりのように、もはや犯罪レベル・・・。

18歳差も大人になれば、そこまで気にならなくなりますが。

姫子はまだ12歳。完全に子供です。

 

どうなるのこれ・・・*1と読む前は思うのです。

でも読み終わると文治が王子様に見えてしまうから不思議。

 

とにかく文治がジェントルマン。

優しいです。

姫子が転んでしまった傷の手当てをする所作もキレイです。

文治は青年将校で、階級は少佐になります。

姫子を決して子供扱いせず、自身の許嫁として接していて、言葉遣いも敬語です。

そんな文治にメロメロな姫子なのですが、恥じらう姿も可愛らしい( *´艸`)

一生懸命な姫子を優しく見守ってくれる文治や女中さんたちがほのぼのとしていて、ほんわかな気持ちになります。

 

プラトニックなことはもちろん、子供と大人の話でここまでキュンキュンさせられるのか!と本当に作者の長蔵ヒロコさんのストーリーの作り方に感動してしまいます。

 

ひたむきに文治を想う姫子と姫子を優しく包み込む文治の包容力が日常の些細な出来事さえも特別なものに変えてくれます。

わたしもあんな素敵な許嫁が欲しい!

姫子が羨ましい(>_<)と思ってしまいました。

 

姫子が成長して、この先文治との距離がどう縮まっていくのか・・・楽しみです。

 

*1:+_+